うちには小学生の子供が2人います。
上が男で下が女です。
2人とも剣道をしていて、4年続けています。
始めたきっかけは、子供に何かスポーツをさせたいと考えていた時、ちょうど甥っ子が剣道をしていて「子ども達も緊張せずに始めれるかな」と思ったからです。
剣道は礼儀作法がとても厳しいです。
私も学生時代は柔道をしていましたので礼儀には厳しい方ですが剣道はさらに細かく厳しいような気がします。
でも落ち着くんですよね、厳しい世界。昔を思い出して懐かしい気持ちになります。
ちなみに、私の学生時代はまだ「練習中は水を飲んではいけない」とか訳の分からない事を言っていた時代です。
夏場なんかは練習中に「トイレ行ってきます!」と言ってトイレの手洗い場の水を隠れて飲んだりしてました。笑
今では考えられませんよね。
そして剣道は、剣さばきや足さばき、技のタイミングなどリズム感が必要そうな細かい動きがあります。
練習中、先生が子供に「足はこうで、このタイミングで竹刀をこうして、こう動くんだよ」などと教えられているのを聞いていると「ああ、私にはムリ!」と思うことがあります。
実は私、全くリズム感がないんです。悲
学生時代って運動会の時とかみんなで踊ったりすることがあるじゃないですか?そんな時、絶対に手とか足が逆になる人でした。笑
保護者のお父さんで子供と一緒に剣道を始める人もいるので「一緒にどうですか?」と勧められることもあるのですが、そんな理由でいつもやんわりお断りしてます。
それでも柔道はできたんですよ。自分に合ってたんでしょうかね。笑
それから、試合の時にいつも思うことがあります。
子供が面を打っても一本取れなかったりした時に、奥様方が声を揃えて「今のは惜しかったね〜!」って言うんです。
私はそれを聞いていつも「え!?今の見えてるの!?ほんとに!?」ってなります。
これは私の目が悪いだけかもしれないのですが、竹刀の動きが速すぎて真っ直ぐ当たったのかどうかも全然分かりません。未だに見えません。笑
真剣度が足りないんでしょうか?
ある日は、試合当日の朝「団体戦の時、監督の先生がチームの横に座ることができないので先生の代わりに座ってください」と言われたことがありました。
試合が始まる時の礼の後に相手のチームの監督に礼をする、終わってからも同じようにする、など間違えないようにしなければいけないことが色々あると言われました。
ビビり屋なので、もうドッキドキです。笑
開会式の間も一人でソワソワ✕4してました。
でもその時でした。ふとある考えが頭をよぎったんです。
「こんな経験することはたぶん一生に一度しかないよね?じゃあ楽しまなきゃ損じゃないか。」
それからは気持ちが切り替わり、楽しく監督代理できました。
以前の私ではこんな頭の切り替えはできなかったでしょう。
これは前に書いた「モーニングページ」のおかげではないかと思っています。
子供たちは練習を頑張っているので少しずつ強くなっています。そしていつも楽しそうにしています。
体を動かすことは良いことだし、剣道は礼儀作法も学べます。
これからも続けてくれるといいなと思っています。
あと、動体視力を鍛えて竹刀の動きを見切れるようになりたいです。笑